准学校心理士対応委員会

准学校心理士研修会2025(令和7年9月28日) 実施報告

令和7年度 准学校心理士研修会実施報告

令和7年度准学校心理士研修会を実施いたしましたので報告いたします。

1 主 催:日本学校心理士会千葉支部准学校心理士対応委員会
2 日 時:令和7年9月28日(日)13:30~16:30
3 会 場:千葉市美術館(千葉市中央区)講堂
4 講 義
① ケースレポートとは
~ケースレポートの書き方~(基礎編)
講師 髙橋淳一郎(城西国際大学 福祉総合学部准教授)
② 「学校心理士認定審査」に向けたケースレポートの書き方
~レポート作成の重要ポイントやスーパーバイズの受け方など~
講師 小柴孝子(やまびこ心理教育研究所長・千葉大学子どものこころ発達教育センター客員研究員)
5 座談会:学校心理士認定試験受験経験者(小枝有希恵先生、長澤真由美先生)を交えて、参加者とのディスカッション
~受験に向けての準備や心構え、試験当日の様子など~
6 質疑応答・事務連絡
7 受講者:13名(小中高等学校・特別支援学校の教職員、その他の教育・福祉機関の職員、教育委員会等の行政機関職員)
8 参加者感想(回答13名)
・座談会があり、具体的なお話が聞けてありがたかったです。ケースレポートの基礎編、応用編とお聞きでき、書き出す勇気をいただきました。
・ケースレポートの書き方について、留意する点や書き方などを詳しく教えていただき有難かった。
・ケースレポートについて理解が深まりました。大変わかりやすかったです。ありがとうございました。
・大変わかりやすくかつ私達の不安な気持ちに対して、背中を押すようなエールを送ってくださるようなお話を伺えて、ありがたかったです。やってみようという勇気が湧きました。ありがとうございました。
・ケースレポート、試験について知る機会をいただきありがとうございました。具体的に動く今後の参考になりました。
・子どもと関わる中で沢山の出来事が起こりますが。その中でどの出来事を選んでケースレポートを書こうかというところで迷っていました。しかし、今回の研修でケースレポートを書く際には①記録が残っているもの②自分がもっと深めたい、検討したいものが書きやすいもの、というアドバイスをいただき、試験に向けての自信をつけることができました。
・ケースレポートの書き方の基礎から、具体的な記入例をご説明いただき、とても勉強になりました。また、試験の当日の様子や試験の心構えなど、初めて知ったこ
とも多く、研修会へ参加してよかったなと感じています。今後の参考にさせていただきます。本日はありがとうございました。
・学校心理士について、ほとんど何もわからない状態で参加させていただきました。ケースレポートがどんなものなのか、試験がどのようなものなのかを知ることができました。周りで興味がある人に伝えていこうと思います。
・基礎から教えていただきありがとうございました。座談会も大変参考になりました。自分の勉強不足も再認識しましたので、早めに準備をしたいと思います。
・わかりやすくよかった。今まで研修会があることを知らなかったので、早めに知りたかった。
・昨年に引き続き二度目の参加でした。初めての参加の時にも感じましたが、今日もとても大変そうだという印象を受けました。やろうと思うまでに一年かかってしまいましたが、二年以内の取得を目指して頑張ろうと思います。小柴先生のお話が何度聞いてもとても勉強になりました。ありがとうございました。
・説明が詳しくわかりやすかったです。実際に書いてみないとわからないので、今後書いてみた様子でとも思いました。
・東京に住んでいるのですが、このような視点の研修が都内では無いのでとても良いと思いました。来た甲斐がありました。千葉県のHPには記載されていなかったのですが、学校心理士会のHPからは、ガイドブック持参の情報が確認できず、グーグルフォーム等のところにも入れてもらえると嬉しいと思いました。
9 その他
・本研修を受講した方の中で、スーパーバイザーの紹介希望があった4名の方それぞれにスーパーバイザーを紹介することができました。
・来年度も准学校心理士研修会の開催を予定しています。実施日時等詳細が決まりましたら本ホームページ及びメール(登録者)でお知らせいたします。

  講義及び座談会

 

・本研修は、学校心理士資格取得を目指す准学校心理士を対象としていますが、准学校心理士以外の方の参加も可能です。
・准学校心理士研修会及びスーパーバイズ等についてのお問い合わせは、下記「問い合わせフォーム」よりお願いします。

准学校心理士研修会2024(令和6年9月29日) 実施報告

令和6年度 准学校心理士研修会実施報告

 令和6年度准学校心理士研修会を実施いたしました。本研修は、学校心理士資格取得を目指す准学校心理士を対象としていますが、准学校心理士以外の方の参加も可能です。

1 主 催:日本学校心理士会千葉支部准学校心理士対応委員会
2 日 時:令和6年9月29日(日)13:30~16:30
3 会 場:千葉市美術館(千葉市中央区)
4 講 義:① ケースレポートとは~ケースレポートの書き方(基礎編)~
        講師 金高美津子(准学校心理士対応委員)
      ② 「学校心理士認定審査」に向けたケースレポートの書き方
        ~レポート作成の重要ポイントやスーパーバイズの受け方など~
        講師 小柴孝子(やまびこ心理教育研究所長・千葉大学子どものこころ発達教育センター客員研究員)
5 座談会:学校心理士認定試験受験経験者(大金文晶先生、亀井綾子先生)を交えて、参加者とのトークセッション
      ~受験に向けての準備や心構え、試験当日の様子など~
6 質疑応答・事務連絡
7 受講者:17名(小中高等学校、特別支援学校、保育園・幼稚園等の教育・福祉機関職員及び教育委員会等の行政機関職員)
8 参加者感想(回答5名)
〇ケースレポートの具体的な書き方やポイントを聞くことができて良かったです。
〇ケースレポートの書き方についてイメージが湧かなかったのですが、今回参加して、第三者の意見を取り入れることなど、ただ書くだけでなく何が必 要かを具体的に知ることができ勉強になりました。
〇具体的な書き方を知ることができて、ケースレポートのイメージを持つことができました。ありがとうございました。
〇具体的なケースレポートの書き方も含め、内容の濃い研修会でした。大変勉強になり、無料でよいのかな…と申し訳なく思いました。ありがとうござ いました。
〇無料で、しかも休日にここまで丁寧に教えていただけるのは大変ありがたいと感じました。受験をめざしたいと思っているので、今回のご教示に加え つながりを作っていただけたことに感謝しております。この度はありがとうございました。

 


◎来年度も准学校心理士研修会の開催を予定しています。実施日時等詳細が決まりましたら本ホームページ及びメール(登録者)でお知らせいたします。また、准学校心理士研修会及びスーパーバイズ等についてのお問い合わせは、本ホームページ准学校心理士対応委員会「問い合わせフォーム」よりお願いします。

准学校心理士研修会2023-Ⅱ(令和5年12月16日) 実施報告

准学校心理士研修会を実施いたしましたので、概要を報告いたします。

1 主 催:日本学校心理士会千葉支部准学校心理士対応委員会
2 日 時:令和5年12月16日(土)13:30~16:30
3 会 場:さくら教育研究所(千葉市中央区)
4 講 義:1 ケースレポートとは~ケースレポートの書き方(基礎編)~
        講師 藤原和政(兵庫教育大学 准教授)
      2 「学校心理士認定審査」に向けたケースレポートの書き方
        ~レポート作成の重要ポイントやスーパーバイズの受け方など~
        講師 小柴孝子(やまびこ心理教育研究所長・千葉大学子どものこころ発達教育センター客員研究員)
5 質疑応答・事務連絡
6 受講者:10名(小中高等学校、特別支援学校、保育園・幼稚園等の教育機関職員及び学生)
7 参加者感想
〇ケースレポートの具体的な作成方法やポイントをわかりやすく説明していただいたことで、今後の方向性が見えました。
〇ケースレポートの書き方について丁寧に教えていただいたことで具体的なイメージがつかめたように思います。これまでの自分の実践を分析し考察してみたいとレポート作成に前向きな気持ちになれました。貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。
〇もう少し細かい所まで教えていただけたら尚嬉しかったです。
〇本を読むだけではイメージできなかったケースレポートについてよく分かりました。グループワークがあったことで講義の内容の理解が深まりました。
〇ケースレポートとは何かということについて具体的に知ることができた。第一線で活躍されている先生の講義を少人数で受けることができ、有難かった。

◎引き続き来年度も准学校心理士研修会を開催していきたいと思います。実施日時等が決まりましたら本ホームページ及びメールでお知らせします。また、准学校心理士研修会及びスーパーバイズ等についてのお問い合わせは、本ホームページ准学校心理士対応委員会「問い合わせフォーム」よりお願いします。

千葉支部の准学校心理士対応委員会について

 准学校心理士の資格をお持ちの皆様、こんにちは。この度、日本学校心理士会千葉支部の中に、准学校心理士対応委員会を設置いたしました
 准学校心理士対応委員会は、学校心理士資格取得を目指す准学校心理士の皆様のサポートをする委員会です。
 サポートの内容は、おもに学校心理士資格取得に向けた研修会の企画・運営スーパーバイズの二つになります。


学校心理士資格取得に向けた研修会について

 千葉支部では、千葉県在勤・在住の准学校心理士の皆様を準会員としています。
 準会員の皆様は、学校心理士を対象とした学校心理士会千葉支部主催の研修会に、無料で参加していただくことができます。
 また、学校心理士資格認定試験対策を中心とした研修会を企画し、本ホームページ上でご案内していく予定です。


スーパーバイスについて

 学校心理士資格認定試験に提出するケースレポートの添削や受験に向けた指導・助言を行うためのスーパーバイザー(主に学校心理士千葉支部会員)と准学校心理士の皆様を繋ぐコーディネイトを行います。スーパーバイズを希望する方は、下のフォームよりお気軽にご相談・お問合せください。

お名前
お名前(フリガナ)
E-mail
E-mail (再入力用)
電話番号
お問い合わせ内容

参考:准学校心理士から学校心理士への申請について

 学校心理士資格認定申請(「准→士」類型)は,准学校心理士資格取得から3年~6年の間とする。また,認定申請をするためには,次の①,②を満たす必要がある。
①1条校(学校教育法)または幼稚園・保育所等の保育施設,教育委員会,教育研究所・教育センター,教育相談所,あるいは児童相談所・児童センター・保健センター,養護施設などの専門機関で職員・相談員・支援員などの,3年間の実務経験年数を有すること(*申請年度3月末に3年となるものは実務経 験年数について「見込」申請可)。
②学校心理士として機構や士会(支部研修も含む)の研修会に出席し,4年制大学卒業者にあっては、Aポイントを含む5ポイント以上を,保育等専門学校や短大の卒業者にあってはAポイントを含む10ポイント以上を取得すること。
※研修会情報については,以下の日本学校心理士会HPの研修会情報にアクセスすることで最新の研修会情報が入手できる。
   http://www.gakkoushinrishi.jp/kenshukai/

留意点
*学校心理学に関する専門的実務経験の年数に関して
 常勤・非常勤を問わず,週3日以上勤務し,1年間専門的実務経験を行った場合に,1年間の専門的実務経験とみなします。 また,週2日以下の勤務の場合には,2年間の専門的実務経験をもって1年間の専門的実務経験とみなします。 この年数の算出に当たっては,半日勤務(実働4時間以上)の場合にも,1日勤務とみなします。
資格の有効期限など
 准学校心理士資格有効期限は3年だが,学校心理士受験資格は准学校心理士取得から6年まで有効
准学校心理士資格更新について
 現段階で①や②を満たしていないが,近い将来,それらを満たせると予想される場合,准学校心理 士資格を1回に限り更新することも可能。更新した場合は,最初の取得(卒業)から 6 年間有効,最初の取得(卒業)から 9 年目まで学校心理士の申請が可能。また,これまでに取得してきた研修会ポイントもそのまま累積されていく。
 ただし,准学校心理士資格の更新は,学校心理士を取得する意思のある方(希望される方)のみに 適用される。
 更新に必要な書類やその他の詳細などについては,学校心理士運営機構・日本学校心理士会HPを参照のこと。  http://www.gakkoushinrishi.jp/